新型インフルエンザ等、ウィルスの研究で数々の賞を受賞している河岡義裕教授。
東京大学等の教授として、また研究員としても素晴らしい功績を残していますが、その素性はあまり明かされていませんよね。
一体どんな方なのか、今回は河岡教授のプロフィールをまとめてみました。
河岡義裕教授のプロフィール
河岡義裕教授のプロフィールはこちら!
- 名前:河岡義裕(かわおか よしひろ)
- 生年月日:1955年11月14日
- 出身:兵庫県神戸市
- 血液型:A型
- 学歴:兵庫県立神戸高等学校・北海道大学獣医学部卒業
大学進学については、河岡教授の従兄弟が大阪大学工学部に在籍していたため、同じ進路を考えていたそうですが、数学と物理が苦手だったのであきらめ北海道大学獣医学部へ進学したそうです。
元々河岡教授は生物が好きだったので、理学部も考えたようですが、最終的に北海道大学獣医学部に進学しています。
大学院修士課程の1年時に武田薬品工業株式会社の研究所を見学に行き、大学の研究施設との違いに衝撃を受けて企業に就職して研究をしたいと思っていた河岡教授。
ところが修士課程修了時に、鳥取大学農学部獣医微生物学講座の助手として招かれ助手として働くようになりました。
助手時代に獣医学博士の学位を取得。
その後アメリカ留学をし、そこで高病原性鳥インフルエンザの流行が起こっていることを受けてウイルスが強毒に変わった原因について調べることになり、留学期間を伸ばし、結果アメリカで研究生活を送っていたようです。
その後日本へ戻り、教授や研究者として実績を残しています。
元は獣医学者として、鳥インフルエンザに関わったことでウィルスの研究を追求していくことになったのですね!
河岡義裕の経歴がすごい!
プロフィールでも触れた河岡教授の経歴は以下のようになっています。
- 1980年 – 北海道大学大学院修士課程修了鳥取大学農学部助手
- 1991年 – 聖ジュード・チルドレンズ・リサーチ・ホスピタル助教授
- 1997年 – ウィスコンシン大学マディソン校教授
- 1999年 – 東京大学医科学研究所教授
- 2004年 – 北海道大学創生科学研究機構客員教授
- 2005年 – 東京大学医科学研究所感染症国際研究センター長
- 2007年 – 神戸大学客員教授
- 2009年 – 京都大学客員教授
1978年、北海道大学獣医学部卒業後、鳥取大学農学部助手を経て、米St.Jude Children’s Research Hospital教授研究員、米ウィスコンシン大学獣医学部教授を経験。
1999年には東京大学医科学研究所教授に就任し、インフルエンザウイルスを人工合成するリバースジェネティクス(遺伝子操作系)を世界で初めて開発。
2006年にロベルト・コッホ賞を受賞、2011年に紫綬褒章を授与されました。
2013年、米国科学アカデミー外国人会員となり、2016年には日本学士院賞を受賞。
インフルエンザ生ワクチンの臨床試験を進めており、エボラウイルスワクチン開発にもこの技術が使われているそうです。
現在河岡教授は新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーとして、提言を行っています。
河岡教授はこれまでに数多くの名誉ある賞を受賞されています。
- 1991年 – 日本獣医学会賞
- 2002年 – 野口英世記念医学賞
- 2006年 – 文部科学大臣表彰科学技術賞、ロベルト・コッホ賞
- 2007年 – 武田医学賞
- 2010年 – 日本農学賞・読売農学賞
- 2011年 – 内藤記念科学振興賞、高峰記念第一三共賞、紫綬褒章受勲
- 2013年 – 米国アカデミー会員
- 2015年 – Carlos J. Finlay Prize for Microbiology
- 2016年 – 日本学士院賞
毎年のように受賞されていますね!
日本を代表するようなとてもすごい方なのだということが改めてわかります。
河岡義裕の家族はどんな人?
河岡教授の家族についての情報は残念ながら明かされていませんでした。
23歳で北海道大学獣医学部を卒業し、その後26歳頃から44歳頃までアメリカで過ごしていたこともあり、年齢を考えると時期的にはアメリカにいる間にご結婚されている可能性もありそうです。
現在は64歳ですが、若々しくてとても整った顔立ちをされている河岡教授なので、モテそうですしそういった機会はありそうですよね!
しかし研究熱心な方でもあるので、もしかしたら家族を作るというよりは、自分の研究の方に時間を費やしてきているかもしれません。
河岡義裕は世界の未来を背負うすごい人だった
いかがでしたか。
河岡義裕教授についてのプロフィール等をまとめました。
北海道大学を卒業後、日本やアメリカで獣医学者としてウィルス研究に携わってきた河岡教授。
特に新型インフルエンザに関しての研究に熱を入れている印象で、数多くの章も受賞する素晴らしい研究者であることがわかります。
ウィルスに関しては、まだまだ道なことも多いですが、河岡教授の研究によって多くのことが明らかになっています。
世界のために研究を続ける河岡教授を始めとする研究者の皆さんの活躍を応援していきたいですね!
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