【衝撃】バロンの声優が「耳をすませば」と「猫の恩返し」で違う理由とは!
「耳をすませば」のバロンといえば、聖司のおじいさんがとても大切にしている猫男爵の人形です。
その昔、おじいさんがまだ若い頃にドイツ留学していたとき、この人形を見つけて一目で気に入って手に入れたものでした。
おじいさんにとっては当時の彼女との想い出の品でもあり、彼女との再会を信じるための希望の品でもありますね。
またバロン自身も、自分の彼女との再会を待つ身であるといういわくもあり、どこか神秘的な雰囲気も持ち合わせています。
一方、「猫の恩返し」のバロンはといえば、思わぬことで猫の国に来てしまったハルの脱出を手助けしてくれる探偵です。
最後までハルのために闘ってくれるバロンは、とても紳士的で芯の強い男性像といった感じです。
そんな2つのバロンは、「耳をすませば」と「猫の恩返し」では声優さんが異なっています。
醸し出したかったそれぞれのバロンのイメージなどと合わせて、声優さんを変えた理由などにも迫っていきます。
目次
「耳をすませば」のバロンの声優は?
「耳をすませば」でバロンの声を務めたのは、俳優の露口茂さんです.
- 名前:露口茂(つゆぐち しげる)
- 生年月日:1932年4月8日
- 出身地:東京府東京市
- 身長:175cm
- 職業:俳優
- 活動期間:1955年〜1995年
露口さんといえば、あの「太陽に吠えろ」に14年間も出演されていた方ですから、「山さん」のイメージがとても強いですよね。
低くて安定感のある声で、渋い印象と落ち着いた立居振る舞いがダンディな感じを醸し出していました。
現在は引退されているようですが、舞台に映画、テレビドラマと幅広く活躍されていた個性派俳優さんです。
役どころも、刑事や好青年といったものから悪役や犯人といったものまでオールマイティにこなします。
そんな露口さんですが、ラジオドラマの経験はあるものの、意外にもアニメ声優はこのバロン役が初めてだったようです。
でも、このお仕事の依頼をノリノリで受けたと言いますから、どんどんチャレンジしていく姿勢などはさすがです。
また、宮崎駿監督としても、バロンの声は露口茂さんしか考えられなかったようで、運命的なタッグだったという感じですね。
「猫の恩返し」のバロンの声優は?
「猫の恩返し」でバロンの声を務めたのは、俳優の袴田吉彦さんです。
- 名前:袴田吉彦(はかまだ よしひこ)
- 生年月日:1973年7月16日
- 出身地:静岡県浜松市
- 身長:180cm
- 職業:俳優
- 活動期間:1991年〜
- 事務所:プラチナムプロダクション
テレビやドラマ、映画にバラエティと大活躍の袴田さんは、ご存知の方も多いことでしょうね。
第4回「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞され、映画「二十才の微熱」で芸能界デビューとなりました。
そのルックスからイケメン俳優として活躍され、声優としては2000年公開のディズニー映画「ダイナソー」で、日本語吹替えを担当したこともあったようです。
プライベートで不倫騒動などもあったようですが、それをバネにバラエティにも積極的に参戦するなど、活躍の場を広げています。
そんな袴田さんの声は、低く厚みのある太い声で、男性らしさを感じる印象的な声質ですよね。
ハルを守り抜く紳士的なバロンにはもってこいの、イメージ通りの声だったといえます。
なぜ2作品でバロンの声は違うのか?
この2つの作品でバロンの声が違う理由は、一つには「耳をすませば」のバロン役だった露口茂さんが休業中ということもあったようです。
でも、作品としての本来の理由は、バロンというキャラクターが持つ印象を変化させたいという意図があったからのようですね。
それは、「耳をすませば」のバロンが「静」のバロンであったのに対し、「猫の恩返し」のバロンは「動」のバロンだからです。
静のバロンは、おじいさんが買ってきた人形で、恋人のルイーゼとの運命を受け入れ悟るような、神秘的で落ち着いた渋さがあります。
一方、動のバロンは、ハルを守り闘うアクティブな勇者のような若々しさがあります。
その違いを表現するには、「猫の恩返し」でのバロンの声役を袴田さんへの変更することがベストだったのだと思われます。
ただ、お二人の声のタイプは違うけれど、どちらも重低音が優しい紳士的で素敵な声で聞き心地がいいのは間違いありません。
まとめ
もともと「猫の恩返し」は雫が書いた物語という設定のため、2つのバロンにはどこか共通していて通じるような部分も感じられます。
それは、ところどころに醸し出されていて、雫が人形のバロンから受けた印象や妄想、おじいさんから聞いた話を元にしたことが伝わってきます。
とはいえ、もとのバロンはおじいさんの持ち物であるため、雫との年代差をつけて声は渋く大人の男性を演出しています。
でも探偵のバロンの方は、雫の憧れの人や理想像みたいなものが組み込まれているように見受けられます。
だからこそ、主人公のハルと彼女が憧れる探偵のバロンが、年齢差を感じないように若く快活な声を演出したのではないでしょうか。
そう考えてみると、ひょっとすると聖司に対する印象や気持ちというのを重ねてできたのが、探偵のバロンなのではと思えてきます。
なんにせよ、声だけでバロンというキャラクターのイメージをここまで感じられるのは、バロン役のお二人の素敵な声の賜物に他なりませんね。
【衝撃】バロンの声優が「耳をすませば」と「猫の恩返し」で違う理由とは!
「耳をすませば」のバロンといえば、聖司のおじいさんがとても大切にしている猫男爵の人形です。
その昔、おじいさんがまだ若い頃にドイツ留学していたとき、この人形を見つけて一目で気に入って手に入れたものでした。
おじいさんにとっては当時の彼女との想い出の品でもあり、彼女との再会を信じるための希望の品でもありますね。
またバロン自身も、自分の彼女との再会を待つ身であるといういわくもあり、どこか神秘的な雰囲気も持ち合わせています。
一方、「猫の恩返し」のバロンはといえば、思わぬことで猫の国に来てしまったハルの脱出を手助けしてくれる探偵です。
最後までハルのために闘ってくれるバロンは、とても紳士的で芯の強い男性像といった感じです。
そんな2つのバロンは、「耳をすませば」と「猫の恩返し」では声優さんが異なっています。
醸し出したかったそれぞれのバロンのイメージなどと合わせて、声優さんを変えた理由などにも迫っていきます。
「耳をすませば」のバロンの声優は?
「耳をすませば」でバロンの声を務めたのは、俳優の露口茂さんです.
- 名前:露口茂(つゆぐち しげる)
- 生年月日:1932年4月8日
- 出身地:東京府東京市
- 身長:175cm
- 職業:俳優
- 活動期間:1955年〜1995年
露口さんといえば、あの「太陽に吠えろ」に14年間も出演されていた方ですから、「山さん」のイメージがとても強いですよね。
低くて安定感のある声で、渋い印象と落ち着いた立居振る舞いがダンディな感じを醸し出していました。
現在は引退されているようですが、舞台に映画、テレビドラマと幅広く活躍されていた個性派俳優さんです。
役どころも、刑事や好青年といったものから悪役や犯人といったものまでオールマイティにこなします。
そんな露口さんですが、ラジオドラマの経験はあるものの、意外にもアニメ声優はこのバロン役が初めてだったようです。
でも、このお仕事の依頼をノリノリで受けたと言いますから、どんどんチャレンジしていく姿勢などはさすがです。
また、宮崎駿監督としても、バロンの声は露口茂さんしか考えられなかったようで、運命的なタッグだったという感じですね。
「猫の恩返し」のバロンの声優は?
「猫の恩返し」でバロンの声を務めたのは、俳優の袴田吉彦さんです。
- 名前:袴田吉彦(はかまだ よしひこ)
- 生年月日:1973年7月16日
- 出身地:静岡県浜松市
- 身長:180cm
- 職業:俳優
- 活動期間:1991年〜
- 事務所:プラチナムプロダクション
テレビやドラマ、映画にバラエティと大活躍の袴田さんは、ご存知の方も多いことでしょうね。
第4回「ジュノン・スーパーボーイコンテスト」でグランプリを受賞され、映画「二十才の微熱」で芸能界デビューとなりました。
そのルックスからイケメン俳優として活躍され、声優としては2000年公開のディズニー映画「ダイナソー」で、日本語吹替えを担当したこともあったようです。
プライベートで不倫騒動などもあったようですが、それをバネにバラエティにも積極的に参戦するなど、活躍の場を広げています。
そんな袴田さんの声は、低く厚みのある太い声で、男性らしさを感じる印象的な声質ですよね。
ハルを守り抜く紳士的なバロンにはもってこいの、イメージ通りの声だったといえます。
なぜ2作品でバロンの声は違うのか?
この2つの作品でバロンの声が違う理由は、一つには「耳をすませば」のバロン役だった露口茂さんが休業中ということもあったようです。
でも、作品としての本来の理由は、バロンというキャラクターが持つ印象を変化させたいという意図があったからのようですね。
それは、「耳をすませば」のバロンが「静」のバロンであったのに対し、「猫の恩返し」のバロンは「動」のバロンだからです。
静のバロンは、おじいさんが買ってきた人形で、恋人のルイーゼとの運命を受け入れ悟るような、神秘的で落ち着いた渋さがあります。
一方、動のバロンは、ハルを守り闘うアクティブな勇者のような若々しさがあります。
その違いを表現するには、「猫の恩返し」でのバロンの声役を袴田さんへの変更することがベストだったのだと思われます。
ただ、お二人の声のタイプは違うけれど、どちらも重低音が優しい紳士的で素敵な声で聞き心地がいいのは間違いありません。
まとめ
もともと「猫の恩返し」は雫が書いた物語という設定のため、2つのバロンにはどこか共通していて通じるような部分も感じられます。
それは、ところどころに醸し出されていて、雫が人形のバロンから受けた印象や妄想、おじいさんから聞いた話を元にしたことが伝わってきます。
とはいえ、もとのバロンはおじいさんの持ち物であるため、雫との年代差をつけて声は渋く大人の男性を演出しています。
でも探偵のバロンの方は、雫の憧れの人や理想像みたいなものが組み込まれているように見受けられます。
だからこそ、主人公のハルと彼女が憧れる探偵のバロンが、年齢差を感じないように若く快活な声を演出したのではないでしょうか。
そう考えてみると、ひょっとすると聖司に対する印象や気持ちというのを重ねてできたのが、探偵のバロンなのではと思えてきます。
なんにせよ、声だけでバロンというキャラクターのイメージをここまで感じられるのは、バロン役のお二人の素敵な声の賜物に他なりませんね。
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