「香水」で大ヒットをし、紅白も内定が出ていると噂の歌手・瑛人さん。
その響くような歌声と、エモい歌詞が反共を呼び、Tik Tokで話題となりブレイク!
2020年にもっとも急上昇した歌手ではないでしょうか。
そんな瑛人さんは、2020年の紅白に初出場が期待されていますが、そのときに問題となるのが大ヒットとなった「香水」の歌手に出てくる「ドルチェ&ガッバーナ」という商品名…
紅白では基本的に商品名がNGとされているのですが…
「ドルチェ&ガッバーナ」は紅白出場時に違う歌詞になっているのか、もしくはこのままの歌詞で出場できるのか、「香水」の歌詞について調査しました!
「香水」の「ドルチェ&ガッバーナ」は紅白出演時にどうなるのか
瑛人さんの大ヒット曲の「香水」
こちらの歌詞の「ドルチェ&ガッバーナ」はこのままの形で紅白に出場できる可能性が高そうです。
理由として、瑛人さんはすでにNHKの番組「シブヤノオト」にて「香水」を披露しており、その中で「ドルチェ&ガッバーナ」と歌っているからです。
このときにNHKが取材に対して答えた内容がこちら。
NHK広報局は本紙の取材に「あくまでも作品の一部であり、広告・宣伝目的にはあたらないことから、歌詞を変更するなどの対応は考えておりません」と回答した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aea8cdbc8fc6a589a76839277dcd2d85a066d23d
瑛人さんの歌詞にある「ドルチェ&ガッバーナ」を作品の一部として、広告などの目的に当たらないためそのままの状態でもOKということらしいです。
こうなると紅白出場時にも「ドルチェ&ガッバーナ」のままで「香水」を歌い上げることができそうな気がしますね!
しかしながら紅白出場の際の瑛人さんの「香水」の歌詞について、NHKに質問した所、このような返信が来たとの情報も。
そんなこんなで、今年の日本音楽界の“顔”であるニュースター・瑛人はドルチェ&ガッバーナ」を公共の電波に乗せることができるのだろうか……! 編集部からNHKに問い合わせてもらったところ、返ってきた回答はただ一言、
《仮定のご質問にはお答えしておりません》
https://www.jprime.jp/articles/-/18421?page=2
まだ紅白に出場することも定かではないことから、仮定段階の情報には答えないということのようですが…
なんだかこのNHKの回答については事務的な感じで距離感を感じます…w
では気になる瑛人さんはどのように感じているのでしょうか。
瑛人は「ドルチェ&ガッバーナ」で紅白に出場するつもり!?
瑛人さんご本人も、紅白に出場することがまだ確定したわけではないので、あまり断言することは避けているようですが…
しかしながら、紅白に出場した際「ドルチェ&ガッバーナ」の歌詞を変えることになったらどうするのかについての質問に対して、このようなコメントを発表しています。
《紅白出場は、夢みたいなお話です。まずは今の活動、ひとつひとつに向き合うのに手一杯で……。こうして名前をあげていただけるだけで嬉しい限りです。フレーズに関しても、プランはございません。我々の判断ではございませんので、決められた判断に従うつもりです》
https://www.jprime.jp/articles/-/18421?page=2
とても低姿勢で謙虚なお言葉。
「ドルチェ&ガッバーナ」のフレーズに関しては、特に現時点では変更するプランは考えていないようです。
しかし今後NHKから変えてくれという話が来たときには、その主張に従って歌詞を変える可能性もあるような回答にも、個人的には思えるなと感じました。
ではそもそもなんで紅白に商品名を上げてはいけないのでしょうか。
そもそもなんでNHKで商品名を出してはいけないのか
紅白、もとよりNHKが商品名を出してはいけない理由は、
NHKではスポンサーがない代わりに、特定の企業や商品の宣伝につながらないようにするために、企業名や商品名を挙げてはいけないことになっている。
ということです。
民放はスポンサーありきで放送されているため、放送中に商品名や企業名を上げることは問題ありません。
しかしNHKはスポンサーはなく国民からの集金によって運営が賄われています。
そのような状況下で特定の商品名や企業名を上げることは、その商品や企業を宣伝し売上を左右してしまう事に加担してしまう可能性があります。
そのため、NHKではどこの企業や商品名も出すことはNGとされているようなのです。
ちなみにNHKでの商品名の言い換えで個人的に面白いと思ったものがこちらw
- シャープペンシル→メカニカルペンシル
- マジック→フェルトペン
- 味の素→化学調味料・うま味調味料
- サランラップ→食品包装ラップ
- シーチキン→マグロの油漬け缶詰
え、この商品名ってNGなんだっていうのが結構ありますよね!「メカニカルペンシル」なんて初めて聞きました!w
こんな言い方に厳しいルールがあったなんて…大変だなぁと感じますよね。
それでもNHKにゲストとして出演した方が誤って商品名などを言ってしまった場合は黙認されるケースも多いようです。
しかし内部では厳格に『商品名を言ってはいけない』と徹底しているんだとか…
このようなNHKのルールの中、過去にも紅白に出場する歌手で歌詞について問題があった歌手の方々もいらっしゃいました。
過去にも紅白で歌詞の商品名を指摘された歌手達
1973年の紅白歌合戦に出場が決定していたフォークグループ「南こうせつとかぐや姫」。
このときに「神田川」で出場することになっていましたが、歌詞の「二十四色のクレパス」の「クレパス」が商品名のため問題になりました。
NHKから「クレヨン」への歌詞の変更を要請されたとか。
しかしかぐや姫側はこの要請を拒否し、結果紅白出場を固辞したようです。
また2000年の紅白に出場したシンガーソングライター・aiko。
このときに出演した曲である「ボーイフレンド」の歌詞の「テトラポッド」が消波ブロックの商品名であるとして話題になりました。
しかし実際の正式な商品名は「テトラポッド」なのに対してaikoさんの歌詞にでてくるのは「テトラポット」
“ド”と”ト”の違いにより「歌詞は別の言葉」と判断され、曲は変更されず歌われたといいます。
そうなるとaikoの歌う「テトラポット」って一体何なんだろう…って感じですがww
その後もaikoさんは何度も「ボーイフレンド」を紅白で歌っているのを見かけますし、この問題についてはもうすっかり解決されているようですね!
かぐや姫さんの一間も見ていると、やはり曲を作った側にもその言葉を選んだ意思や根拠があるわけで、紅白に出場するからと言って、なかなか歌詞を変えるというのは困難なことなのでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2020年の紅白歌合戦に歌手の瑛人さんの出場が濃厚と言われていますが、問題とされる「香水」の歌詞「ドルチェ&ガッバーナ」という商品名は果たしてどうなるかという問題についてまとめました。
現時点でNHK側は「想定の話に回答はできない」という回答をしていますが、瑛人さんは「支持に従う」という回答ということですので、もし歌詞を変更しなくてはならない事になった場合においても、瑛人さんは何らかの対応をして紅白に出場する可能性が高そうです。
しかしすでに瑛人さんは「シブヤノオト」というNHKの音楽番組にて「香水」を披露しており、そこで「ドルチェ&ガッバーナ」も変更することなく歌いきっています。
この事を考えると、現時点では紅白歌合戦に出場する際も歌詞を変えずにそのままの歌詞で「香水」を披露される可能性が高そうだと感じます。
個人的にも「香水」は大好きな曲ですし、そのままの状態で紅白で歌いきってほしいなと感じています。
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