【崖の上のポニョ】母親・グランマンマーレの正体やフジモトとの関係は?モデルとなった人物についても調査!

ジブリ映画「崖の上のポニョ」。

2008年に公開されて以来、
根強い人気の作品の1つです。

同時に、設定にも謎が多く
様々な考察がされています。

そんなポニョの母親役として
登場するのが、グランマンマーレ。

グランマンマーレも
謎が多いキャラクターの一人ですね。

今回はそんなグランマンマーレについて、
正体や夫・フジモトとの関係、
モデルは誰なのかについて等
まとめてみました。

目次

グランマンマーレの正体は?

グランマンマーレは、
「海なる母」という存在。

生命の源である海。

その母親という事は、
全ての生命の母親でもあると
言えるのではないでしょうか。

作品の中でグランマンマーレを見た船員達が、
「観音様」とも言っています。

人間にとっても、神様のような
とても神聖な存在である事は
間違いありませんね。

その一方で、ポニョにとっては
お母さん
でもあります。

ポニョ曰く「とても怖い」存在ながら、
フジモトとは逆に、
ポニョが人間になる事に賛成しており
慕われる存在でもあります。

なんだか、厳しいけれど
子供の事を一番に考えて
大切に思っているお母さん
って感じですね!

存在は偉大だけれど、
ポニョにとってはお母さん
なんですよね。

グランマンマーレとフジモトの馴れ初めは?


出典:https://ameblo.jp/3u3baby/entry-12367518438.html

ポニョの母親グランマンマーレと
父親フジモトの出会いは、
フジモトが潜水艦「ノーチラス号」で
働いていた時
だということです。

当時はまだ少年だったフジモトが、
グランマンマーレと恋に落ち
結ばれました。

「ノーチラス号」は小説「海底二万里」
に登場する潜水艦
で、
小説は1870年に発表された
作品だそうです。

小説の中で「ノーチラス号」が進水したのは、
1865年と書かれています。

という事は、ポニョの設定でも
グランマンマーレとフジモトの出会いは
1865年頃でしょうか。

ポニョの時代設定は公表されていません。

しかしリサの乗っている車
「ミニカトッポ」の市場販売の時期が
1990年以降という事から、
ポニョの時代設定も
その頃という事になります。

という事は、作品の時期の
100年以上前に2人は出会っていた
と考えられます。

(あくまで個人の考察ですが…)

グランマンマーレとフジモトの関係は?

ポニョはグランマンマーレと
フジモトの子供という事から、
2人は夫婦である事は分かっています。

そして宮崎駿監督の企画書では、
フジモトはグランマンマーレの
沢山いる夫のうちの1人
という設定…

2人は常に一緒にいる事はないですし、
フジモトはグランマンマーレと
会えるのをすごく楽しみにしていると
語っています。

何だか一途だけど可愛そう…w

やはりフジモトとグランマンマーレの
存在の差が大きいですよね。

2人の会話からみても、
グランマンマーレの方が
力があるのは歴然です。

フジモトにとっては
グランマンマーレは愛する存在。

しかしグランマンマーレにとっては、
フジモトはポニョの父親ですが
一パートナーとしか見ていない感じ…

そこまでの深い愛は感じませんね。

グランマンマーレは「海なる母」

その存在はとても偉大で神秘的なものです。

やはり一個人だけのものになる
という事はないのでしょう。

グランマンマーレのモデルとなったのは…

グランマンマーレのモデルとなったのは、
イギリスの画家ジョン・エバレット・ミレー
が描いたオフィーリア
だそうです。


出典:http://studiototoro.com/ponyohaha-1772

オフィーリアとは、
シェイクスピアの四大悲劇
「ハムレット」に登場する
王子ハムレットの恋人です。

愛すべきハムレットに傷つけられ、
父親まで殺されてしまい、
理性を失って、結果川に落ちて
亡くなってしまったオフィーリア。

何だか悲しみや死の意味合いが
強い
ですよね。

ポニョは死の世界という
見解もあるように、もしかしたら
グランマンマーレの存在も
死の意味合いが
強い存在なのかもしれません。

グランマンマーレの大きさは?


出典:http://flying-fantasy-garden.blogspot.com/2017/09/blog-post_22.html?m=1

グランマンマーレ、
海なる母と言われるだけあって、
大きさも自在に変えられるようです。

宮崎駿監督がこんな事を
語っていました。

でも異種婚礼っていうのは
日本には数々あるからね。

あのお母さんだって本当は
巨大なアンコウなんだとかね。

そういう事はスタッフの中で
話してたんですよ。

でも差し渡し1キロのアンコウが
出てきても画面の中に
どう入れていいのかわかんないから(笑)

ちゃんと人間の姿を取ることもできて、
そのかわり大きさは自由自在っていう。

要するに孫悟空の世界ですね。

引用:書籍「続・風の帰る場所」

どうやら、人間大から
大型船超にまで変えられるようです。

これを聞くとフジモトとの出会いも
納得がいく気もしますね!

2人が出会った時グランマンマーレは
人間大だったのかもしれませんね。

「アンコウ」というのも気になりますが…w

グランマレーレは「海なる母」で偉大な存在

いかがでしたか。

ポニョの母親「グランマレーレ」について、
正体やフジモトとの関係、モデルについて
まとめました。

  • グランマレーレは「海なる母」という意味で、
    海全体・生命全体の母親のような存在。
  • フジモトが潜水艦「ノーチラス号」で
    働いていた時にグランマレーレと出会い、
    恋に落ちて結ばれた。
  • フジモトはグランマレーレにぞっこんだが、
    グランマレーレにとっては
    たくさんいる夫の一人である
    フジモトはパートナーのような存在。
  • グランマンマーレのモデルとなったのは、
    イギリスの画家ジョン・エバレット・ミレー
    が描いたオフィーリア。
  • グランマレーレは、大きさを自在に
    変えることができる。

神秘的で偉大な存在であるグランマレーレ。

そんな母親を持つポニョが、
津波を起こしてしまうほどの
力を持つのも納得ですよね!

ポニョの奥深さを
改めて感じますね!

こちらも一緒にどうぞ!
[kanren id=”361″]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる