人気ドラマに香川照之あり、と呼ばれるほどの活躍をしている香川照之さん。
そんな香川照之さんには有名な父親がいます。
香川照之さんの父親との確執や現在の関係まで、色々と紐解いていこうと思います。
気になる香川照之さんの父親情報についてまとめました。
香川照之の父親・市川猿之助のプロフィール
香川照之さんの父親である市川猿之助さんについて、見ていきたいと思います。
- 生年月日:1939年12月9日
- 本名:喜熨斗政彦
- 出身:東京都
- 学歴:慶応義塾大学文学部国文学科卒業
市川猿之助さんの歌舞伎界ではお馴染みの襲名歴をおさらいしておくと、三代目市川團子の次に三代目市川猿之助、その後二代目市川猿翁を襲名しています。
また、市川猿之助さんの父親は三代目市川段四郎さん、母親が高杉早苗さん、兄弟が四代目市川段四郎さんと市川靖子さんです。
後ほど触れますが、元妻は香川照之さんの母親でもある浜木綿子さん、再婚相手の現在の妻は藤間紫さんで、息子が九代目市川中車さんでもある香川照之さんです。
歌舞伎の世界に産まれ育ってきたことがよくわかりますね。
とても優秀で歌舞伎界で活躍した素晴らしい方です。
香川照之の父親・市川猿之助は不倫をして離婚していた
香川照之さんの父親である市川猿之助さんは、4年間の交際の末女優の浜木綿子さんと結婚したのが1965年のことでした。
そして同じ年に長男である香川照之さんが誕生。
順風満帆に見えた結婚生活に暗雲が立ち込めたのが、香川照之さんが1歳半頃でした。
市川猿之助さんは、あろうことか藤間紫さんという女性と同棲を始めたのです。
またその当時の藤間紫さんという方は、市川猿之助さんの師匠でもある藤間勘十郎さんと結婚して、2人の子供がいたのです。
つまり、市川猿之助さんは師匠の奥さんとをしていたことになり、その後1968年に浜木綿子さんと離婚をしています。
ちなみに藤間紫さんは市川猿之助さんよりも16歳年上で、実は市川猿之助さんが結婚する以前から二人の関係はあり、市川猿之助さんは藤間さんのことを忘れるために浜木綿子さんと結婚したと言われています。
今こそこんなことをしたら大スキャンダルになりそうですが、当時はそこまで騒がれなかったようで。
男性優位の時代色が強かったのかもしれませんね。
香川照之の父親・市川猿之助は香川照之を息子として認めていなかった
香川照之さんは母親である浜木綿子さんに、父親よりも良い大学に行くようにと言われていたため、東大に入学することで結果を残したのです。
元夫である市川猿之助さんに対するジェラシーのようなものがあったのでしょうか…
元々優秀な遺伝子も合ったのでしょうが、東大に合格するなんて浜木綿子さんも香川照之さんも、ともにとても努力したのでしょうね。
そんな香川照之さんは25歳になった頃父親である市川猿之助さんに会いに行ったのですが、何と「息子でも父でもない」「2度と会うことは無い」と言われてしまいます。
正確には公演前に楽屋を訪ねた香川照之さんに一喝。
「大事な公演の前にいきなり訪ねてくるなんて役者としての配慮が足りません」
そして立て続けにこの言葉。
「すなわち、私は家庭と訣別した瞬間から蘇生したのです。
だから今の僕とあなたとは何の関わりもない。あなたは息子ではありません。
したがって僕はあなたの父でもない。」
「あなたとは今後、二度と会う事はありません。」
ひ、ひどい…
どうして市川猿之助さんは、息子である香川照之さんを認めなかったのか…。
一見冷たいように感じますがもしかすると今まで1人で育ててきた母親である浜木綿子さんを立てたのかもしれませんね。
この香川照之さんと市川猿之助さんの関係をとりもったのが、藤間紫さんだと言われています。
父から絶縁を言われても歌舞伎界に進出したのはなぜ?
香川照之さんは父親である市川猿之助さんからあんなにひどい言葉を投げつけられたのにも関わらず、なぜ歌舞伎界に進出したのか。
その理由は香川照之さんの長男・政明さん(五代目市川團子)の誕生です。
香川照之さんは自分が継ぐことのできなかった「猿之助」の名跡を、息子に継がせたいと強く思っていたようです。
香川さんはこのように語っています。
政明(息子)がいるのに、140年にわたって続いた一族を自分が継がなくていいものかと思った。
『その船に、乗らないわけにいかなかった。』
しかも歌舞伎界に入るという決断は香川照之さんの独断で妻に相談することもなく、結果この当時パーキンソン病を発症していた父親との同居も勝手に決めてしまっていたといいます。
この歌舞伎界入や父との同居が香川照之さんの離婚の原因にもなったと言われていますが…
香川照之と父親・市川猿之助の現在の関係は?
香川照之さんと父親である市川猿之助さんは、香川照之さんが俳優として活躍してからも絶縁状態が続いていたことは有名な話です。
そんな関係性が現在ではどうなったのかと言うと、良好であることは間違いないようです。
なぜなら、令和史上最高視聴率をたたき出した「半沢直樹」に出演した香川照之さんに対して、市川猿之助さんから「演技が良い」と言われ号泣したというエピソードを語っているからです。
“「初めて猿翁さんから『半沢の演技はいいね』と褒められた時、香川さんは感極まり、『お父さん、ありがとうございます! 私は死ぬ気でがんばります!』と、号泣していました。”
幼少期に家を捨て、おとなになってからも「息子ではない」と言い放たれた父親である市川猿之助さんに対する香川照之さんの思いは複雑だとは思いますが、こういったエピソードを見ると、やはり尊敬している人物だったんだなとしみじみと感じさせられます。
まとめ
香川照之さんの父親について、色々と見てきました。
香川照之さんの父親が、二代目市川猿翁としても活躍している三代目市川猿之助さんだということが分かりました。
三代目市川猿之助さんは、不倫をして離婚をしていた過去があることが分かりました。
また、三代目市川猿之助さんは香川照之さんのことを息子として認めていなかった時期もありましたが、今では絶縁状態も和解し、香川照之さんの演技を褒める関係になりました。
これからも親子仲良くあわよくば共演なんてこともありそうですので、期待したいと思います。
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