「あと1センチの恋」は、大ヒット映画「P.S.アイラブユー」の原作を描いたセシリア・アハーンの「幸せは虹の向こうに」を原作とした映画です。
お互いを想い合うけれど「好き」と伝えられずにすれ違い続ける、幼馴染の二人の12年間を描いたもどかしいラブストーリーが、一躍話題になりました。
主人公のロージー役は、「白雪姫と鏡の女王」で有名なリリー・コリンズ、幼馴染のアレックス役を「スノー・ホワイト」で一躍注目を集めたサム・クラフリンの豪華キャストが演じた傑作。
日本でも2014年に公開されました。口コミで広がり若い世代から注目を集め、満席続出。現在もAmazonプライムやNetflixなどの動画配信サービスで人気を集めています。
映画「あと1センチの恋」にイライラするという声
「すれ違う恋に共感できる」「感動した」「キュンキュンした」「また観たい」といった高評価が挙げられている「あと1センチの恋」ですが、実は「イライラした」といった声も挙げられているんです。
高評価もある一方、イライラするといった低評価の理由は一体何なのでしょうか。
「あと1センチの恋」にイライラする理由は?
「あと1センチの恋」にイライラする理由は一体なぜなんでしょうか。
その理由として2つ上げられます。
すれ違いが多すぎる
「あと1センチの恋」いイライラする理由の1つ目は、「すれ違いが多すぎる」ということです。
幼馴染のロージーとアレックスは、近い存在なのに、誤解したり、邪魔が入ったり、タイミングが合わなかったり…と12年間すれ違い続けます。
ロージーもアレックスもボストン大に受かり、二人でボストンに行ける…というところでロージーの妊娠発覚。アレックスが別れた時期にロージーが結婚…
アレックスの手紙がロージーの旦那に隠され、ロージーがアレックスの結婚式前に告白しようとするも失敗…
というように、どちらかが想いを伝えようとした時には、邪魔が入ったり、タイミングが合わなかったりといった、どうしようもないもどかしさは誰もが感じると思います。
すれ違いが多く、もどかしすぎる展開にイライラする人もいるのでしょう。
都合が良すぎる
「あと1センチの恋」にイライラする理由の2つ目は、「ロージーとアレックスの二人とも都合が良すぎる」ということです。
ロージーもアレックスも自分の恋愛がうまくいかない時だけ連絡を取るのが都合が良すぎるという声もあります。
たしかに、アレックスが彼女とうまくいっていない時にメールでロージーに「ボストンに遊びにおいで」と言ったり、ロージーが旦那に浮気された時に久々にアレックスに連絡したり、都合がいいところもありますね。
お互い恋人とうまくいっている時はお互いの幸せそうな写真を送って見せつけあったり、完全にそれぞれの人生を送っているようなシーンが印象的です。
そして、うまくいかない時に思い出したかのように「好き」という感情が出てくる移り気な主人公たちに共感する人もいる一方、イライラする人もいるでしょう。
「あと1センチの恋」の結末は逆にスッキリという意見も
もどかしくて切ない恋にイライラするけれど、ハッピーエンドな結末がスッキリするという意見もあります。
誤解、ライバル、届かない手紙、間に合わなかった告白、何度もすれ違いや障害を乗り越えて、やっとくっつくことが出来たというハッピーエンドにスッキリするという意見が多く見られます。
苦労してやっと「好き」と言えたラストは心が温まり、幸せな気分になれるという人も多いのではないでしょうか?
まとめ
「あと1センチの恋」は、もどかしい設定を「イライラする」といった意見や「逆にスッキリするからいい!」という意見もあります。
若くて移ろいやすいロージーとアレックスに共感する人、イライラする人など、それぞれです。
あなたはどちらの意見を持ちましたか?映画を観た後に他の人の感想を見るのも1つの楽しみ方ですよね。
自分と違った意見も見つけて映画鑑賞を存分に楽しんでください。
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