ムロさんが4歳の頃にご両親が離婚してからというもの、父親に振り回されるような生活を送ることになりました。
そうなったのも父親が親権をとったからですが、良くも悪くも父親との思い出は深いものとなりました。
それとは対照的なのが母親で、ムロさんが語れるようなエピソードも思い出話もほとんど出てきません。
幼少期のお別れだったので仕方ないのかもしれませんが、とはいえ自分の母親の事です。
ムロさんは今、どのように思っているのか気になってしまいます。
そこで、ムロさんに残る離婚した頃のお母さんの記憶を振り返りつつ、現在のお母さんとの関わりについて見ていきたいと思います。
そこには、普通の親子関係とは違った思いやりが見え隠れしていました。
ムロツヨシは両親の離婚で母親が出ていった
ムロさんのお母さんは、離婚によってムロさんがまだ4歳の頃に家を出て行きました。
最終的に親権が父親にいってしまったからなのか、その後お母さんが子どもたちに会いに来たりということはなかったようです。
ムロさんも幼かったのでどんな事情があったかは分かっていないようですが、母親が会いに来れないとはよっぽどのことがあったのかなと想像してしまいます。
当時を振り返ったムロさんが言うには両親はしょっちゅう夫婦喧嘩をしていて、祖母が止めに入らなければいけないほどの剣幕だったといいます。
その様子はあまりにも酷かったようで、ムロさんは両親の怒鳴り声が止むまで布団の中で身を潜めていたと語っていました。
そんな険悪な状況では、夫婦間での建設的な話し合いなんて持つ機会があったとはとても思えませんよね。
感情をただぶつけ合ったり、言いたいことを言い合うばかりだったのではと感じます。
だとすれば、お母さんも自分自身を守ることで必死だったかもしれませんし、子どもたちを100%愛せていたかもわかりませんね。
自分が出ていくことが、子どもたちにとっても自分にとっても最善の解決策だと考えたとも思えます。
とはいえ、本当のところはお母さん本人に聞いてみないと分かりませんけれど。
ただ、子どもたちを残して出ていくには、相当の思いや覚悟があったように感じます。
ムロツヨシの母親の思い出は
ムロさんのお母さんとの思い出は4歳までですから、大抵の記憶はおぼろげになってしまっているようです。
ただそんな中で唯一鮮明に覚えているのが、母親が真っ赤な口紅を塗っていたことだと言います。
幼かったムロさんに母親の記憶はなく、写真でさえも処分されてしまったので顔は全く分からないのです。
しかも、口紅と紐付くようなこれといった思い出があるわけではないようなのですが、なぜかそこだけ記憶にあるのだと言います。
そこには何か、母親だけど母親じゃないような、ひとりの女性がいるといったような感覚を子供心に感じていたのかもしれませんね。
もしそうだとしたら、ちょっと母親との距離を感じてしまうような記憶に思えてしまいます。
でも、それ以外の母親の記憶といっても、父親とケンカしているところか家を出るためにトランクに洋服を詰めている後ろ姿なのだそうです。
どう思い出しても、お母さんがムロさんと一緒に何かをしたというような記憶ではなく、客観的に見たひとりの女性という印象が否めません。
やっぱりどこか、母親との距離を感じてしまいますよね。
それは、会っていない時間がそうさせてしまったのか、それとも一緒に住んでいたときからあったものなのか…
これもまた母親のみが知るという真実ですが、そんな親子関係って少し寂しいようにも感じてしまいます。
ムロツヨシの母親の現在は?
ムロさんが聞いたという風の噂によると、お母さんには新しい家庭と家族がいらっしゃるということです。
とはいえ、直接連絡を取ったわけではないので詳細は知らないようですが、少しホッとするような情報ですね。
実はムロさんは、4歳で母親とお別れしてから一度も連絡を取っていません。
ですから、このお母さんに新しい家族がという話も人づてに聞いたことなのです。
本当なら、そういった話も母親が幸せならば聞きたい内容だと思うのですが、ムロさん的には色々と気を使ってしまっているようです。
それは芸名を名乗っていることも同じで、本名だと母親がテレビを見て息子だと気づき嫌な思いをするだろうと考えてのことなのだそう。
だから、直接話したりおめでとうと言える関係にはありませんが、母親の再婚はムロさんの気持ち的にも良かったと思ったのではないでしょうか。
だって、もし母親が離婚してからずっと一人だとしたら、そんな気遣いをするムロさんなら心配で仕方ないはずです。
父親も好きに生きているのだから、母親も違う道で幸せであってほしいと考えているのでは思います。
ムロツヨシと母親は現在も音信不通状態?
お互いに気遣ってということなのか、先ほどにもあったようにムロさんとお母さんは現在も音信不通な状態です。
ムロさんが4歳の時に出て行ったきり、母親から連絡がくることもなかったですし、ムロさんからということもなかったといいます。
もしかしたら最初はお母さんのほうも、散々喧嘩して出てきた家ですから、連絡なんかするものかぐらい思っていたかもしれませんね。
でも、それが数年経つうちに、子供たちの記憶からも自分の存在は無くなってしまったかもという思いもよぎったかもしれませんし。
父親も再婚したりしたので、いくら子どもの声が聞きたくても新しい家庭に迷惑かもとお母さんも我慢したかもしれません。
そして、月日が経つうちにどんどん連絡が取りづらくなっていったんだとしてもおかしくありません。
連絡したくない訳ではなく、ムロさんが母親の新しい家族に気を使うように、母親も気遣ってのことだったかもしれませんよね。
だとするならそんな思いが通じてか、一度も音沙汰のない母親のことですが、ムロさんは恨むことはないと断言しています。
会ってみたい気持ちも少しあるようで、探すのが良いのか迷ったまま現在に至っているようです。
まとめ
ムロさんとお母さんの関係は、4歳の時に途絶えてしまいました。
夫婦間での喧嘩を繰り返す日々に終止符を打つように、お母さんが家を出て離婚が成立したためです。
ですから、ムロさんの記憶からは母親の姿や思い出といったものはほとんどなくなってしまいました。
ただ、赤い口紅を塗っていたことと、怒鳴り合いの喧嘩のさま、家を出る身支度をする後ろ姿だけは、今でも記憶に残っているようです。
それは、あまりにも距離感のある母親と子どもという感じの思い出ですが、縮まることはなく現在も音信不通の状態のままです。
でもそれには、新しい家庭を持った母親を思うがための気遣いがありました。
もし何もなければ、ムロさんも迷うことなく母親を探したでしょうが、母親の状況を考えれば控えておいたほうが得先かもと考えているようです。
その複雑な気持ちはテレビでも語っていました。
「探そうと思えば…お話しするということはあちらに失礼というか…あまり良い時間にならないんじゃないかな。でも、顔は見てみたい気持ちは正直ある」
母親の新しい家庭のことを気にしつつも、実際に会えば恨言の一つも出るのではという不安。
けれど、ぼやけてしまった母親の顔をしっかり見ておきたいという思い。
全部が集約しているようでした。
そんな話を聞くと、ずっと歳をとったいつか、ゆっくり話せるひと時があってもいいのかもしれないと考えてしまいます。
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