個性的でありながら俳優としての実力が高く、フッと目がいってしまうそんな存在感を持っているのがムロツヨシさんです。
そして、目を引く存在感といえば全部カタカナのその名前も、語呂合わせみたいで一発で覚えてしまいますよね。
本人いわく、本名の漢字が難しいから「ムロツヨシ」で覚えてもらっているといいますが、本名は実は非公開となっているんです。
オープンな性格のように見えるムロさんなだけに、なぜかなあと疑問に感じてしまいます。
そこで、非公開となっている本名に迫りつつ、どうしても本名を隠さなければいけない理由についても考察していきます。
ムロツヨシの本名は卒アルにも載っていない!
ムロさんの本名に関しては、どのツールにおいても全て非公開となっています。
その秘密ぶりは徹底的で、公式ホームページやまとめサイト、ファンブログに至るまで伏せられています。
しかも、ネットで出回った学生時代の卒業アルバムにおいては、名前のところを加工して見えなくするほどの念の入れようです。
「本名の漢字が難しいから“ムロツヨシ”とカタカナで覚えてもらっている」
もちろん、これも理由の一つではあるようですが、この徹底ぶりにはもう一つ、ご両親との関係性に関わった事情があったと本人が語っています。
離婚で独りとなったムロさんの母親は、その後新たな家庭を持ちお子さんも授かっていました。
その事を知っていたムロさんは、役者になると決心したときに本名を使うことに抵抗があったようなのです。
というのも、もし本名を使っていたら母親が目障りに思うのではと考えたからです。
「そこから17年も売れなかったんですけどね」と笑って話していたようですが、母親や母親の新しい家族への気遣いだったことがわかります。
そして、それとは別に父親との関係も、父親のあまりの不甲斐なさぶりに決別しているという事情もあるようで。
本名を知られたくないという、ムロさんの切実な気持ちもあったというわけです。
なんにせよ、ここまでの事情とあれば手を尽くして隠しておいても仕方ないと思えてきます。
ムロツヨシの本名は「福室剛」説と「窩剛」説がある
それでもネットを検索すると、ムロさんの本名としていくつかの候補を見つけることができます。
ざっくりしたところで、およそ10種類ほど。
- 室 剛
- 福室 剛
- 室 毅
- 室 剛史
- 牟褸 毅
- 牟呂 剛
- 神室 剛
- 無漏
- 窩
この中で情報があるものは、まず「無漏」です。
これは苗字だけの候補ですが、ムロさんの出身地の神奈川県に多く見られることから、候補にあがったようです。
次が「室 剛」です。
一時有力説もあったようですが、実はこれ台湾用の表記なんです。
2017年7月公開の映画「銀魂」が台湾でも公開することになり、そのCMでムロさんの名前に当て字が付けられたというわけなんです。
と、これで候補の内二つは消えてしまいましたが、残りの八つの中で有力だと噂されているものがあるんです。
それは、「窩 剛」と「福室 剛」です。
その出どころは定かではないようですが、どちらも難しい漢字・読みにくい漢字といった印象は本人の説明と合っているようです。
でも、「窩 剛」の方を考えたとき、腑に落ちない部分がいくつか出てしまいます。
一つには、「ムロツヨシ」は呼び名で、大学時代の友人である真鍋大度さんがつけたものだったということ。
もう一つに、ムロさんはラジオでポロッと本名を言ってしまうのですが、聞いていたリスナーはすぐ気づいたということ。
少し付け加えると、ラジオなのでムロツヨシ以外の名前を発しないとみんな気づかないということです。
ということは、これで一気に「福室 剛」か「神室 剛」という二択にまで狭められます。
その内「福室 剛」に有力説があるとしるならば、もしかするともしかするのかもしれませんね。
火のないところに煙は立たないですから。
ムロツヨシは本名をラジオでうっかり暴露していた!
先ほどサラーっと触れましたが、実はムロさん、自身のラジオ番組「スパカン!」でポロッとうっかり本名を言っちゃったみたいなんです。
この番組は、2012年から2015年まで元AKB48の大島麻衣さんとパーソナリティを務めた番組でした。
どんな流れでそうなったのかは、リアルで聞いていた人のみぞ知るという感じで、動画サイトや2ちゃんねる、YouTubeでさえもその回は削除されています。
ただ、この日のTwitterでは「あ、今本名言っちゃったじゃん」とか、「ムロさん隠してた本名、自らポロリしちゃったww」「アッ…!本名バレちゃったよwww」とコメントがわんさか入っていました。
そりゃ、ファン的には事情も理解しているでしょうし、大丈夫なん?と心配と驚きで複雑だったのではないでしょうか。
そんな中、ムロさんのファンってすごい理解あるんだなと思ったのは、そういったムロさんの事情を知ってか、誰一人として本名をバラすようなことがなかったという事です。
完璧はないとして、もしかして数人とかいたかもですけど、とはいえ削除なり修正できる範囲内です。
みんな事情を理解して、ムロさんの想いを察しているということなんです。
ムロさんは、とても素敵な人たちに囲まれているんだと実感する場面でした。
ムロツヨシの本名の名付け親は?
「当時仲良くしていて、急に辞めていって無茶苦茶寂しかったけど、こんな形で再会できるとは…うるっときてしまった。人生何があるか本当に分からないなあ。そして僕がムロツヨシの名付け親だったとは…‼︎」
これは、ムロさんの大学時代の友人、真鍋大度さんが思わぬことでムロさんと再会した時のコメントです。
20年ぶりの再会ということで、短いコメントにもたくさんの想いがこもっているような気がします。
その中で今回注目しているのは、「ムロツヨシの名付け親」というところです。
そこから分かるように、きっと難しい漢字で長い名前のムロさんを呼びやすいように短くした結果「ムロツヨシ」となったのかなと推測できます。
とすると、もしかしたらその呼び名は、ムロさん自身も案外気に入っていたものだったのかもと想像できますね。
そしてそれとは別に、名付け親といえば本名の名前の方ですが、こちらはおそらく母親が付けた名前だと推測しています。
父親は自由な人だったという事で、そういったことにはあまり興味はなかったかも知れませんからね。
でも、予想する文字の多くが「剛」であることから本当の名前の可能性は高く、それが意味するところは芯が強く意志の強い子ということでした。
だとするなら、お母さんの願い通りに、芯の強く頑なまでに自分の夢を貫いた人が育ったと誇りに思ってほしいなと思います。
まとめ
ここまで本名を伏せられると、気になってしまう人も多いかもしれませんね。
そういった中で、一番の有力候補「福室 剛」説はかなり近いのではないかと思ってしまいます。
とはいえ、名前の候補が「剛」という字をもってくるのが多いことも注目で、もしかしたらお母さんのつけたものかもしれませんよね。
そうやってさかのぼってみると、ムロさんは役者の道についてこう語っていました。
「どうしても諦めきれなかった。それどころか、芝居を続けていれば必ず楽しい日々が訪れるという予想は消えない。その予想のおかげでもう少し頑張ろうと思えました。」と。
役者になるために17年もの下積みを経てでも貫き努力してこれたのは、その「剛」という名前が成した性格だったかもしれません。
そして、それは同級生のつけてくれたカタカナの「ムロツヨシ」という名前であっても変わることはなかったということです。
それにしても、うっかり本名発言はみんながびっくりしてしまうので、ナシにしてもらわないとですよね。
みんな、気をつかっちゃいますから。
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