加賀藩の城下町である金沢の中でも、武士のお屋敷がそのままの状態で立ち並んでいるのが、ここ長町武家屋敷跡地です。
道の脇に流れる用水路のせせらぎを聞き、江戸時代の空気を感じながら、ぷらっと散策するにはもってこいの場所です。
そんなノスタルジックな気分での休息タイムは、古民家カフェがおすすめ!雰囲気のある、素敵なカフェをご紹介します。
おしゃれな武家屋敷カフェ1「似故礼」
土塀に囲まれた木の門を潜ると、古民家風お屋敷を改装したカフェ「似故礼」があります。
落ち着きのある中庭を眺めるように配置された客席となっていて、縁側を改装したこじんまりとした造りの中に趣きを感じられます。
https://jitenshatoryokou.com/kanazawa-nikore-12449.html
しかも、バーカウンターのような横並びに座る形となっているので、カップルやご夫婦なら、日頃伝えられない気持ちも伝えられるかもですよ。
また、後ろのお座敷は、雛人形の飾るスペースとなっており、360度「和」を実感できます。
https://matome.naver.jp/odai/2149200292944951101/2151161648271806703
せっかくなので、どっぷり和を感じてもらうために、甘味はぜんざいをお勧めします。小豆たっぷりで甘さ控えめのぜんざいは、夏は冷たいものも出しており、散策疲れも、スッと癒されること間違いなしです。
お店情報はこちら!
- 店名:茶房 似故礼
- 電話番号:076-261-0056
- 住所:石川県金沢市長町2-3-1
- 定休日:不定休
おしゃれな武家屋敷カフェ2「百薬キッチン」
長町武家屋敷跡界隈を抜けて、もう一本奥の通りにある「百薬キッチン」は、看板から更に、細い路地を奥に進んだ先が店舗なので、ちょっとした隠れ家みたいです。
しかも、店内も温もりを感じる作りで、癒される空間にとてもリラックスできます。
https://mass0122.exblog.jp/22936475/
そんな落ち着く雰囲気の中出されるお料理は、薬草や有機野菜を使った、体も喜ぶ自然派メニュー。
その中でも一番のお勧めは、「百薬ご膳」という玄米ご飯に味噌汁、デザートまでついてくる豪華な定食セットです。
メインが、薬草ソースで頂く鶏肉と豆腐のハンバーグなのですが、ボリューム満点な上、付け合せの有機野菜もたっぷりで、大満足の一品なのです。しかも、フワッと香るソースの風味が絶妙な加減で、やみつきになる味です。
https://goldsmile.exblog.jp/26614847/
その他にも、塩豚そばやアボガド納豆丼、薬草玄米おにぎりや天然酵母パンのサンドウィッチもあり、ナチュラル嗜好の方もそうでない方でも、味わってみたくなる料理の数々です。
心も体もデトックスできそうなこのお店は、ランチのみですのでお早めに。
お店情報がこちら!
- 店名:百薬キッチン
- 電話番号:076-255-1893
- 住所:石川県金沢市長町2丁目3−23−2
- 定休日:火曜日
おしゃれな武家屋敷カフェ3「おいしいいっぷく鏑木」
九谷焼の器で、金沢のお料理や飲み物を楽しめるのが、「おいしいいっぷく鏑木」です。
長町武家屋敷跡の一角にある鏑木は、創業190年以上という、歴史ある九谷焼の商家で、和風建築の趣きのある門構えから、その年月の長さは伝わってきます。
その門を潜り抜けていくと、窯元の商舗に併設して、食事処があります。
庭園向きに作られたカウンターと、和モダンなテーブル席は、つい長居をしてしまいそうなリラックスできる空気感で、散策の合間にふっと訪れるにはもってこいです。
https://kaburaki.jp/shops/ippuku
また、ランチやディナーでは、金沢の加賀野菜や、近江市場から仕入れた鮮魚をふんだんに使った郷土料理が並び、これぞ金沢という感じを味わえます。
更に、これら全てのお料理が、九谷焼の器で提供されるというのがポイントで、ただでさえ美味しいお料理が更に美味しく頂けるのは間違いないというわけなんです。
趣きのある場所で、地の物を、ここで作られた器で食べるという、贅沢なひと時を味わえます。
https://kaburaki.jp/shops/ippuku
お店情報がこちら!
- 店名:おいしいいっぷく鏑木
- 電話番号:076-221-6666
- 住所:石川県金沢市長町1-3-16
- 定休日:不定休
まとめ
どのお店も、個性もあるのに、和の要素と武家屋敷の趣きがちゃんと残っているので、しっくりくる感じで落ち着いていてリラックスできます。
また、地元の素材からできた、金沢の良さが溢れるような食事や飲み物、甘味などは、散策して少し疲れた体を癒して時を忘れさせてくれます。
現代の忙しない世界を生きていると、やる事や時間にばかり追われて、人間らしさのようなものを忘れてしまいがちです。
もっと感性を豊かにしたり、想いを巡らしたりする事が、心のリフレッシュとして大切です。
そんな時、この長町武家屋敷のカフェに入れば、庭園を眺めて想いにふけったり、味覚や芸術、雰囲気そのものに感性を動かされたり、素の自分を取り戻せる空間です。
コメント