キキがコリコの街に住むにあたって、一番の理解者となりキキの力になってくれた夫婦がいます。
キキにとって大切な出会いとなったこのご夫婦は、二人でこの街のパン屋「グーチョキパン店」を営む仲良し夫婦です。
旦那さんといえば、パンをこねたことで仕上がったのか男らしい太い腕とキリッとした太い眉が印象的ですね。
ここでは、その旦那さんの方に注目して、どんな人なのかにぐっと迫ってみたいと思います。
魔女宅パン屋の店主の名前はフクオ!簡単プロフィールを紹介!

- 名前:フクオ
- 年齢:30歳
- 嫁:おそのさん
パン屋の店主である旦那さんは、映画の中で名前を呼ばれるという場面はないのですが「フクオ」さんというようです。
日本人っぽい名前でとても親近感が湧きますが、魔女宅の舞台はヨーロッパなので、祖先はアジア系にルーツを持つのかもと想像が膨らみます。
年齢は「三十路半ば」とあり、これを三十代半ばと捉えられることもあって34、5歳という説もあるようですが30歳であっているようです。
大きないで立ちでしっかりした大胸筋から、腕っぷしが強そうな印象があり、口数が少ないことも相まって不愛想で強面と取られがちなようです。
でも本当は、ジジにウィンクするようなお茶目さや、飛行船に大きく手を振るような童心さを忘れないキュートな一面があります。
醸し出す雰囲気も見た目と違う温かい優しさが溢れていて、隠しきれない人の好さが伺えるのがフクオです。
ちなみに嫁のおそのさんについては、こちらにまとめてあります!
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パン屋の店主のフクオの声優は?

そんなフクオの優しさを声で表現している声優さんは、山寺宏一さんです。
実は魔女宅の中では、警官役とアナウンサー役も掛け持ちしているんです。
https://entertainment-topics.jp/67008

警官は、キキがコリコの街に降り立ったばっかりの頃に登場しています。
車とぶつかりそうになったキキを注意する警察官ですね。
http://kurumidaifuku.blog37.fc2.com/blog-entry-469.html

アナウンサーは、物語の終盤に登場していて、トンボが飛行船から落っこちそうになっているドタバタ劇の一部始終を実況中継しています。
https://matome.naver.jp/odai/2158531333935729001/2158532090739100403

登場場面はかぶっていないとはいえ、何役もの声を使い分けるのはさすがといったところです。
1985年から活動をスタートしていた山寺さんが、ちょうどアニメでメインキャラを務めることが増えてきた頃でもあったようです。
今ではものまねでも大活躍されていて、タレントさんとしても仕事の幅も広げていますね。
https://www.pinterest.jp/pin/714172453395192892/
パン屋の店主のフクオは無口だけどセリフはある?

そんな山寺さんが担当したフクオですが、そのキャラは無口で優しいマッチョな店主さんでしたね。
セリフはというと、「おい」が3回と「ん⁉」が1回のみです。
「おい」は、キキがお客さんのおしゃぶりを届けたあとに一回。
ジジの言葉が聞こえなくなって焦っているキキとおそのさんの会話のあとに一回。
そして、終盤キキとトンボが飛行船から無事に降り立ったあとの一回の計3回です。
唯一の「ん⁉」の場面は、体操しているときです。
もはやセリフというよりは、感嘆とか声かけですよね。
無口なキャラはよく伝わりますが、これだけでフクオを表現するというのは、声優泣かせなのか声優冥利に尽きるのか思わず考えてしまいます。
まとめ

あの山寺さんが声優を務める、無口で優しくてマッチョなフクオ。
そこはブレないながらも、セリフがないからこそそれぞれのフクオキャラを膨らましていったことだと思います。
私の中では、口数は少ないからこそしっかり見守り支えてくれるタイプの人だとイメージを膨らませてみました。
頼りになるし、細かいことはごちゃごちゃ言わない、旦那さんにするにはもってこいのタイプかと。
引っ張っていって欲しいタイプの人には物足りないかもしれませんが、そう考えると、引っ張るタイプの奥さんとちょうどいいコンビネーションですね。
いくつになっても仲良しな夫婦で、グーチョキパン店を切り盛りするのでしょうね。
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