ランス・ストロールの父は大富豪?セレブ一家に育ったストロールの実力は?

モータースポーツは他のスポーツと比べて
お金がかかります。

カート1台購入するにしても、
それだけで普通車が
買えるくらいのお金がかかり、
さらにそれのメンテナンス費用や燃料代、
レース時の移動費。

通常の家庭では到底まかなえるはずはなく、
レースを続けるにはレースに勝ち続けて
スポンサーを得るしかありません。

そんなスポンサー獲得レースとは
縁遠かったドライバー。

それがランス・ストロールです。

今回はランス・ストロールの父・
ローレンス・ストロールの存在と

ストロールの現在の
実力についてまとめていきます。

目次

ランス・ストロールのプロフィール

  • 名前:ランス・ストロール
  • 生年月日:1998年10月29日(20歳)
  • 国籍:カナダ
  • 前年成績:総合18位(ウィリアムズ)


転載元:https://www.as-web.jp/f1/62567

ランスが最初に注目されたのは2014年、
イタリアF4に参戦していた時です。

ルーキーイヤーだったにも関わらず、
優勝7回を記録し

331ポイントを獲得して総合優勝。

2位のドライバーとは
94ポイント差をつける大差での圧勝でした。

2016年はF3で総合優勝を獲得し、
2017年から飛び級で
F1デビューとなりました。

父ローレンス・ストロールは何者?父との関係は?

ランスの父ローレンス・ストロールは、
世界長者番付で

722位(2016年)にランキングされている大富豪。

その資産額は推定
2500億円と言われています。

投資家でトミー・ヒルフィガーや
マイケル・コースなど
ファッションブランドの大株主です。

ランスがF1ドライバーとなった現在も、
サーキットに頻繁に姿を見せて
支援を続けています。

ウィリアムズからデビューしたランスですが
当時ウィリアムズは極度の資金難に陥っており、
それはローレンスの持ち込んだ
莫大な資金を含めても
補えるものではありませんでした。

競争力の低いマシンに乗り続けていたランスですが、
昨年転機が訪れます。

フォースインディアが破産するのです。

するとローレンスはすぐさま
フォースインディアの買収に動きます。

見事に買収に成功しチーム名を
レーシングポイントへ変更。

翌年にランスをドライバーとして
招き入れたのです。


転載元:https://www.msports.news/page/236

莫大な資金源を失った
ウィリアムズはさらに低迷。

今年の開幕前の合同テストには
マシンの作成が間に合わないほどでした。

史上最高額のペイドライバー?異例尽くしのデビュー

ペイドライバーとはチームに資金を持ち込むことで

チームと契約するドライバーの事を言います。

ウィリアムズでデビューするにあたって

ランスがチームに持ち込んだ
資金は82億円。

これは今までのペイドライバーの
資金の倍以上の破格の額で、
史上最高額です。

F1デビュー前には市街地サーキットを
除くほぼ全てのサーキットでテスト走行を行い、
その時にはウィリアムズのメカニックなど
20人以上を帯同させたり、
さらにはルーキードライバーの
広報はチームの広報担当が
務めるのが普通なところ
ルーキーにも関わらず専属広報を雇い、

それも大御所のアン・ブラッドショー
という通常ではありえないほどの
好待遇になっていました。

これも全て父親の資金力の
成せる業ですね。

ランス・ストロールの実力は?これからの活躍に期待できる?

これまでランスのバックにある
資金力の話ばかりしてきましたが、

ランスにまったく実力が無いのか

と言われると、そんなことはありません。

前述したようにイタリアF4とF3では
しっかりチャンピオンを獲得していますし

ルーキーイヤーの第8戦
アゼルバイジャングランプリでは

大荒れのレース展開も手伝って
3位表彰台を獲得。


転載元:https://news.infoseek.co.jp/article/clicccar_486080/

この表彰台は1年を通して
トップチーム以外のドライバーが獲得した

唯一の表彰台でもあります。

悪天候のレースに強いのも特徴で
そういったドライバーは総じて
基礎がしっかりできている
ドライバーと言われます。

完走率も目を見張るものがあり
デビューから3戦連続リタイアを含んでも
3年間でリタイアは7回のみです。

以上のことからもランスは
通常のペイドライバーのような
明らかに実力が足りないといった
印象はあまりありません。

どちらかといえば
元々才能のあるドライバーが
セレブ一家に生まれ

その強力すぎる資金力を前に
実力を見てもらえないといった印象
ですね。

何から何まで他のドライバーとは違う
異色のドライバー、ランス・ストロール。

彼のこれからの活躍に期待です。

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