人気すぎて大統領候補に?モハメドサラーのいい人っぷりがすごいエピソードを紹介!

「エジプトの英雄」モハメドサラー

貧しい村に生まれ、両親には彼に高等教育を受けさせるだけの経済力がなかったようで、サッカー選手になる夢を追いかけるように決めた、と言われています。

現在は、イングランド・プレミアリーグ「リバプール」所属の右サイドを主戦場とする抜群のスピード、巧みなボールコントロールを持ち合わせる左利きの「アタッカー&ストライカー」です。

そんな、2年連続で得点王に輝き、チャンピオンズリーグ優勝、リーグ優勝、ワールドカップ出場を経験するなど数々の功績をあげる、モハメドサラーの逸話を紹介したいと思います!

目次

モハメドサラーが地元エジプトで大統領選2位に!

Getty Images

現在28歳の彼は、エジプト代表のエースでもあり、ロシアワールドカップの予選突破に大きく貢献。

エジプトにとって28年ぶりのワールドカップ出場権を獲得した功績もあり、地元エジプトでは子供も大人も熱狂するほどのスーパースターにしてスーパーヒーローです。

エジプトは2011年の「アラブの春」でムバラク政権が崩壊して以来、政治的混乱が続き、全国各地で断続的に発生するテロで治安も極度に悪化。

それゆえ国の基幹産業である観光業も落ち込み、このところまさに「いいことなし」の数年間でした

2014年のシシ大統領の就任以降少しずつ安定を取り戻してはいますが、その何百万倍ものパワーでエジプト人を勇気づけているのがモハメドサラーです。

サラーの活躍はサッカーの垣根を越え、国内外に影響を与えています。

2018年3月のエジプト大統領選挙では、現職のシシ氏が約92%と圧倒的な得票で再選を果たしましたが、実はモハメドサラーにも約5%の約100万票が投じられたんです!

この票数は対立候補であるムサ・モスタファ・ムサ氏への票(約3%)を上回ったそうです。

正確な数字は分からないので、うわさの範囲ではあるが、サラーは若者の将来の夢を背負う存在。エジプトの国民はヒーローが現れると、その気持ちを何かに表そうとする。それが出たのではないでしょうか。

https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/201805220000120.html

日本では考えられない事ですね。

立候補もしていないサラー選手に約100万人が投票をすること自体が信じられない出来事ですね。

それだけ政治への関心はもちろん、サラー選手のスーパースターぶりが伺える逸話ですね。

モハメドサラーが人気の理由がわかる!エピソードを紹介!

ワールドカップ公式Twitterより

2018年4月18日、英紙『The SUN』は、興味深いエピソードを伝えています。

サラーの、民を助けるための寛大すぎる夢には終わりがない。

サラーはその地区で1台目となる救急車を購入し、さらに病に苦しむ人々を救う高価な医療器具も買い付け、そして、貧困に苦しむ若者の支援センター、女学校、医療施設、さらにはサッカーができるグラウンドを建設するための資金も自腹で支払った。

彼は、エジプト代表がワールドカップ出場決めた際に、大統領から高級別荘を贈呈をされそうになったが、それを丁寧に断り、『代わりにナグリグに現金を寄付してほしい』と申し出た男だ。ナグリクに頻繁に戻ってきては、村で結婚した夫婦に家や生活用品などを提供している

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=39044

また、記事によると、週給9万ポンド(約1400万円)を受け取っているエジプト代表FWは、チャリティー団体を通じて、故郷の村ナグリクに10万ポンド(約1530万円)以上の大金を寄付。

それにより、病院や学校、飲料食品店など、様々ものが建てられているといいます。

彼はいつも、『仲間がいない人、生活に困っている人を助けたい』と言っていた。正式な形で援助できる場所を探していたんだ。彼は今でも、毎月2000ポンド(約30万円)から3500ポンド(約50万円)を提供してくれている。本当にありがたい。

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=39044

地元のナグリクの村人から、「ハピネス・メーカー(幸せの製造者)」と呼ばれるようになったと言います。

サッカー界のみならず、スター街道を走り出した途端に、贅沢三昧に高級車や高級住宅などの購入などをする選手が多いですがサラー選手は、ここまで地元を大事にし、愛に溢れ、それを体現する選手はいないのではないでしょうか。

モハメドサラーがチームメイトとトラブルに!?

 Gettyimages

それは昨年、開幕4連勝を飾ったリバプールは、前半33分にオウンゴールで先手を取ると、同37分にマネ、後半35分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがネットを揺らし、3点差をつける余裕の展開に。

しかし、試合終了間際の同40分、普段は温厚な性格で知られるマネが途中交代をした際に激しいジェスチャーで感情を露わにしていました。

怒りの矛先は同僚のサラーに向けられました。

この日のサラーは、特に独りよがりなプレーを連発し、後半39分にはマネがゴール前でフリーになっていましたが、サラーが強引にシュートに持ち込みビッグチャンスを棒に振っていたようです。

「サラーとのこと?もう忘れたよ。フットボールではああいうことが起きる。面と向かって言わなければいけない時もあるんだ。でも、僕らは和解したし、以前のような良き友人に戻ったよ」

https://news.livedoor.com/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%80%81%E3%83%96%E3%83%81%E5%88%87%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%AE%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E3%81%AF%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E3%80%8D%E3%81%A8%E5%91%8A%E7%99%BD/article/detail/17169284/

そんなサラー選手ですが、いざ試合となるとやはりアスリート。

一心不乱にゴールを目指す姿がたまに傷のようで、同僚のマネ選手とちょっとした騒動がありましたが、無事仲直りしたようでホッとしました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

サラー選手の大統領選で立候補せずに2位を獲得とは、本当に驚きでしたね。それだけエジプトでの彼の振る舞いや言動が国民に与えている影響が、サッカー選手としてだけでなくその人間性に及んでいることが、この逸話からもわかります

また、彼の日頃の地元に対する支援もやはり国民からの信頼を得ている一つなのだと思います。自分自身の経験を他人にさせまいとする、その心の寛容さと思いやる気持ちは本当にすばらしいことだと思います。

今後、サッカー選手を引退した後には、大統領、、、なんてことも夢ではないのかも知れませんね!

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