国内最大のフリマアプリ「メルカリ」。利用者が多く簡単に始められる反面、受取評価についてのトラブルに悩まされている方もいらっしゃると思います。
・「商品を売ってから、配送まで済んでいるのになかなか受取評価をしてもらえない」
・「購入後、ついつい受取評価をするのを忘れちゃうけどペナルティが心配…」
・「評価するように催促したいがこちらも悪い評価を付けられないか不安…」
こちらの記事ではそんなお悩みを解消することができます。
今回はメルカリの受取評価をしないとどうなるのか、ペナルティや警告回数、催促の方法についてお伝えします。
最後まで読めば、受取評価がされないときの対処法が分かり、迷うことがなくなりますよ。
メルカリの受取評価をしないとどうなるの?
受取評価とは、購入者が受取りし、中身を確認したら「よかった」「悪かった」の選択をし、「評価を投稿する」ことを言います。
メルカリでは相手が受取評価をしなくても、自動で取引完了となる措置が取られます。
通常の取引完了までの流れは以下の通りです。
出品 → 購入 → 梱包/配送 → 受取 →
受取評価 → 取引完了
このように、「受取評価」をしないと取引が完了しないので出品者が売上をすみやかに受け取ることができません。ですが取引が完了しない場合、2つの方法で取引を完了させることができます。
対応①. 取引完了になるのを待つ
発送通知から9日後の13時以降になると、メルカリの対処措置として自動的に取引完了となり売上も確定します。
対応②. メルカリ事務局へ取引完了依頼する
以下2つの時点で出品者側の取引画面に専用フォームが表示されるので、メルカリの事務局へ取引完了依頼ができます。
・発送通知の8日後13時以降
・購入者の最後の取引メッセージがから3日後の13時以降
対応1,2ともに自動で取引完了になり、購入者も出品者もお互いの取引評価やメッセージのやり取りはできません。
このように、相手が受取評価をしなくても、メルカリから自動で取引完了となる措置が取られます。
ですが、きちんと対応していたのにもかかわらず受取評価がされずに自分の良い評価も得られないのはしゃくに障りますよね。
事項では、受取評価をしないとペナルティがつくのかを掘り下げていきます。
受取評価をしないとメルカリからペナルティが課せられる?
メルカリでは迷惑行為にあたることに対しては警告や利用制限の対象としています。
受取評価を意図的に評価しないことも迷惑行為に当たるため、警告・利用制限がなされます。
利用制限とは出品、購入、メッセージのやり取りなどすべての利用ができなくなることです。日頃からメルカリでお小遣いを稼いでいる方にとって利用制限は避けたいところ。
ですがメルカリではトラブルを解決するための専用スタッフがおり、24時間体制でサポートして不適切な行いがないか常に監視しています。
そのため少しの迷惑行為もしないほうが身のためです。
受取評価は何回しないとアウトなの?
「受取評価しないといけないのはわかっていたのにいつも忘れてしまう…」購入者の中にはそんな方もいらっしゃるかと思います。
悪気はないのに何度も繰り返してしまった方は、いつ利用制限がかかってしまうのか気になりますよね。
逆に売り手からしたら、何回も受取評価を無視する人にはペナルティを付けてほしいところ。
結論からいいますと、メルカリ自体は何回で利用制限するということは公表していません。ですがメルカリが指定する「迷惑行為」に値するのは確実です。
受取評価を1回しただけでは利用制限とならなくても、ほかの迷惑行為を重ねた上で評価をしなかった場合は警告から利用制限となる可能性もあります。
かといって、受取評価を10回しなくても利用制限されないこともあります。
ですが、受取評価にかかわらず内容によっては1発でアウトになる方もいますので、迷惑行為自体を行わないことが大切です。
受取評価しない人に催促の連絡をするのはあり?
自分が出品者の場合、受取評価がされないとなかなか売上にならないのでもどかしいですよね。
「今すぐ催促してすぐにでも回収すればいいのでは?」と思う方もいらっしゃる方もいるかと思いますが、そうとも限りません。
まずは催促するメリット、デメリットをまとめましたのでご参考ください。
■催促するメリット
・購入者がすぐに受取評価をしてくれる
・購入者とのメッセージでなぜ遅れていたのかがわかる
・催促後購入者がすぐに評価した場合すぐに売上になる
■催促するデメリット
・購入者がメッセージを受け取っても放置された場合、さらに精神的に負担になる
・購入者が催促されたことをマイナスに感じ、評価を悪くする
このように、催促したことによって売上をすぐに反映させることもできますが、逆に自分の評価を悪くされてしまうこともあります。
評価は一度登録されると変更することができません。できるだけ悪い評価は増やしたくない、と思うのはあたりまえのことです。
数多くやり取りしている方の中には、評価されなくても自動的に事務局が取引完了してくれるので気長に待つ、という方もいます。
そのため評価と取引完了、どちらを優先するのが自分にとってプラスになるのかを考えてから決めるといいですね。
ちなみに催促することを選択した方にオススメの例文を用意しましたのでご参考ください。
悪い印象を持たせないほうが催促しても良い評価をしてくれるはず。
■取引メッセージから「印象よく」出品者へ連絡する例
×ダメな例
「なぜ受取評価をしないのですか?商品は届いているはずですよね?」
〇良い例
「商品がそちらに着いているか心配なので連絡をしました。何かあればいつでも連絡ください」
できるだけ相手に悪いイメージをつけずに進めるのがポイントです!
取引メッセージから相手に催促する際、明らかに向こうが悪いからと言って圧力をかける言い方はあまりイメージが良くありません。
良い例のように、あえて相手側に立って連絡すると角が立たずにすみます。先方もただ忘れていただけという方も多いので、怒れる気持ちをぐっとこらえて対応しましょう。
できるだけやわらかい文脈で伝え、相手がすみやかに評価してくれるよう促しましょうね。
受取評価をしないとどうなる?まとめ
■受取評価をしないと、
・一定期間が経過した場合、メルカリ事務局が自動的に取引完了する
・警告、利用制限のペナルティはあるがそもそも迷惑行為自体を行わないよう努めるのが大事
■ペナルティになるまでの回数について
・何回受取評価をしないとアウトになるかは公表されていないが、迷惑行為にあたるのは確実
■評価の催促について
・高評価を付けたい人はしてもいいが、逆に悪評価を付けられる可能性もある
・催促するなら悪いイメージにならないように連絡するのがポイント
いかがでしたか?今回メルカリの受取評価についてお伝えしましたが、いずれにせよ自分でトラブルを未然に防ぐことが大事です。
そのためにもコミュニケーションをきちんととり丁寧な取引を心がけるようにしましょう。
もし一人で解決できないようでしたらメルカリには24時間体制で専門スタッフがサポートしてくれるので問い合わせてみてくださいね。
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