メルカリが強化している本人確認。こんなことを思ったことありませんか?
「本人確認しないとどうなるのか不安…」
「そもそも本人確認はしたほうがいいの?」
「どのくらいで終わるのか知りたい」
そんな疑問にお答えするのが今回の記事です。
こちらでは、メルカリで本人確認をしないとどうなるのか、デメリットやかかる時間、未成年でも確認できるのかをお伝えしていきます。
最後まで読めば本人確認に対する疑問が解消されますよ。
では、解説していきます。
メルカリで本人確認をしないとどうなるの?
メルカリで本人確認をしないと、銀行口座に関することに制限があるのでその分手間もかかります。
また、出品に対しても影響があるので、こちらを詳しく解説していきます。
①銀行口座に関することに制限がある
本人確認をしないと以下のような銀行口座に関する制限があります。
・支払用口座が登録できない
・口座から直接チャージできない
・自動引き落とし設定ができない
・メルペイスマート払いの定額払いは利用できない
メルペイスマート払いとは?
メルペイを使った「今月の購入代金を、翌月にまとめて清算できるサービス」のこと。
このように、本人確認をしないと、支払用の口座登録ができないので、口座からお金をチャージすることができません。そのため、コンビニATMから直接入金することになります。
そして銀行から自動で引き落として支払う自動引き落とし設定も本人確認をしないと設定できません。
また、メルペイスマート払いは「定額払い」という毎月決まった金額で支払う設定もできますが、定額払いするには本人確認が必要です。
もともとコンビニATMでチャージすることが面倒でない方や、クレジットカードで支払うことに抵抗ない方は口座登録ができないことに不便を感じないかもしれません。
ですが、そうでない人にとっては登録したほうが都合良いと感じる方もいるでしょう。
②出品者に利用制限がかかる
本人確認をしないまま放置していると、メルカリから利用制限がかかり、出品した商品を他のユーザーが購入することができません。そのため売り時を逃してしまう、なんてことも。
今は利用制限がかかっていない人でも、突然連絡がきて利用停止されるのはとても困りますよね。そうならないためにも、出品者は本人確認しておくほうが賢明といえます。
ところで、なぜメルカリは本人確認をこんなにも進めているのかというと、理由があります。
なぜ本人確認をするようになった?
メルカリが本人確認を強く推奨するようになったのは2017年。盗品の転売対策として、出品するときに本人確認に必要な情報を増やすことで、悪質な出品者の排除をすることが狙いでした。
それに加え2020年のドコモ口座流出事件(本人の銀行口座やキャッシュカードの暗証番号が悪用された)こともあり、不正利用されないようさらに強化するようになったのです。
そのため本人確認は私たちが悪質な業者に騙されずに気持ちよく取引するためのものとも言えます。
メルカリで本人確認する事が危険!?デメリットは?
とはいえ本人確認にはデメリットも存在します。
①情報漏洩問題
メルカリで本人確認をするのが不安な方も多いはず。自分の大事な情報を登録するのだから、どうしても気になるのが情報漏洩ですよね。メルカリでも情報漏洩が今後絶対に起きないとは言い切れません。
実際にメルカリは2021年5月に情報漏洩をしています。メルカリで振り込みに関する1万7,000件もの情報が流出しており、この時は銀行口座や口座名義人、振込金額などの情報漏洩が問題となりました。
また、口座情報だけでなくカスタマーサービスに問い合わせした際の氏名や住所、アドレス、電話番号までもが流出しています。
このことを考えると、今後本人確認情報が第3者の手にわたってしまう可能性がないとは言い切れません。
②複数や偽名でのアカウントを持つことは実質不可能
メルカリを利用する際に、便宜上複数のアカウントを利用したい人、本名を登録したくない人もいるかもしれません。
ですが、もともとメルカリは不正を防ぐためにも「複数のアカウントをもつこと」、「偽名でアカウントを作成すること」を禁じています。
そのため振込口座登録名と本人確認の氏名が異なると入金もされないため、偽名でアカウントを持つことは不可能です。また、もし本人確認と情報が異なる場合は悪質なユーザーとされ、利用停止の処分となる可能性があります。
これらのデメリットを聞くと、情報を開示することに抵抗がある方も多いかもしれません。
しかし本人確認することによるメリットもありますので、気になる方は参考にしてくださいね。
本人確認するメリット
・売り上げの振り込み申請期限がなくなる
メルカリでは、売上金は通常売り上げてから180日の間に引き出し申請をする決まりがあります。
ですが本人確認をすることで自動的にメルペイ売上金額残高にチャージされるようになり、有効期限がなくなります。
忘れがちなうっかりさんや、忙しく手が回らない人にとってはとても便利な仕組みといえるでしょう。
・売上で買い物ができる
購入する際にクレジットカードを登録したりコンビニATMでチャージしたりすることが必要ですが、本人確認をすることでメルペイ残高に自動的にチャージされるため、売上金額で直接で購入することができます。
・出品や購入の際に取引されやすくなる
本人確認が完了した人は「本人確認済みバッジ」がプロフィールの画面上に表示されるため、購入者や出品者から安心の材料となります。そのため本人確認していないユーザーよりもより取引されやすくなります。
・メルペイで送金する上限金額が上がる
通常はポイントのみ、1回、1日あたり5,000円分となりますが、本人確認をすると、メルペイ残高を1回、1日あたり100,000円分まで送金することができます。
メルカリの本人確認はどれくらいで終わる?
本人確認承認の審査にかかる時間は平均2-3日、最大5日です。
早めの取引を希望している方は余裕をもって申請しましょう。
本人確認の方法は、2つ方法があります。どちらも難しくないので、自分がやりやすい方法を選ぶといいですね。
①マイナンバーカードを読み取る方法
②自分の顔と本人確認書類をスマートフォンで撮影する方法
※本人確認で必要な書類
運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、パスポート
本人確認の現住所が最新でない場合は下記の補完書類が必要です
公共料金の領収書、国税または地方税の領収書、納税証明書、社会保険の領収書
メルカリは学生や未成年は本人確認できないの?
学生でも確認書類があれば本人確認は可能です。
また、未成年でも親権者の同意があれば本人確認はできますが、場合によってはメルカリから確認の連絡がある可能性もあります。
しかし前述したとおり、本人確認に必要な書類は運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、パスポートであり、学生証や健康保険証では本人確認できません。
つまり本人確認のためには学生や未成年にかかわらず、本人確認書類が用意できることが前提としてあります。
未成年や学生でこれらの本人確認書類を持っていない場合は、新たに取得する必要がありますのでご注意下さい。
もしも今から用意するとしたら、マイナンバーカードをおすすめです。
手元に届くのに1-2か月かかりますが、メルカリを使うためだけに運転免許証をとったり、海外に行かないのにパスポートをとったりするよりは一番実用的と言えるでしょう。
まとめ
・本人確認をしないと
銀行口座に関することに制限があり、出品者は突然利用停止になるかもしれない
・デメリットは
情報漏洩の問題、複数または偽名のアカウントを持つことは不可能
ただし売上金額の申請期限がなくなるなどメリットもある
・かかる時間は
本人確認の申請時間は平均2-3日、最大5日
・学生や未成年は
本人確認できるが学生証では不可、未成年は親の同意が必要
いかがでしたでしょうか。不正利用を防ぐために強化された本人確認ですが、で不安な方も多いですよね。
デメリットだけでなく、メリットもふまえて本人確認をするかどうか判断してみてはいかがでしょうか。
いずれにせよ、正しい使い方をして気持ちよくメルカリを利用しましょうね。
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